収益認識の開示(表示・注記):(4) 日本基準によるIFRS任意適用企業の注記事例分析③
2022-04-01
「収益認識に関する期末注記のポイント~IFRS注記事例の分析を踏まえて~第3回」を寄稿しました(税務研究会「週刊経営財務」2022.4.11. No.3551掲載予定)。
本稿では、IFRS任意適用企業の有価証券報告書における関連部分を対象として、日本基準によるIFRS注記事例分析を、(1)日本基準への読み替え、(2)注記項目の内容分析、(3)注記項目相互の関係分析、(4)その他の開示項目との関係分析、そして(5)分析からの気づきの順序で実施しています。
第3回の事例からは、企業が識別している事業等のリスクを「収益認識に関する注記」等に反映する際の「気づき」が得られると思います。
また、これまでの3つの事例分析を踏まえ、収益認識の開示では、従来の実務からの「発想の転換」が必要であることを改めて確認し、実務上のポイントをまとめています。
なお、次回以降、「(5) 日本基準によるIFRS任意適用企業の注記事例分析(論点編)」の掲載を本ホームページで予定しています。