#EmbraceEquity 国際女性デー2023

公平性の向上は、Mazarsにとって重要な課題です。3月8日の国際女性デーには、女性の功績を称え、差別に対する意識を高め、ジェンダー平等を推進するための行動を起こしていく世界的な運動に、この日のみならず、Mazarsとして参加することを誇りに思います。

Mazarsでは、エクイティ(公平性)を大切にしています。

私たちは、異なる視点を受け入れ、スタッフの力を引き出し、様々なバックグラウンドや視点、スキルを取り入れることで、地域社会、ビジネス、クライアントにとっての価値が生まれることを知っています。

しかし、公平性とは単純に耳を傾けることではなく、すべての人が成功するために必要な手段を提供することです。私たちの社員が皆、ユニークな人生を歩んでいるのと同じように、人によって必要な手段が異なることを私たちは理解しています。

そのため、一人ひとりの異なる側面を理解し、機会や目標の達成を制限する可能性のある妨げに対処することで、公平性の実践に努めています。

平等な環境の実現

今日、世界の学位の約54%が女性に授与されていますが[i]、世界のCEOを占める女性の割合はわずか5%[ii]に過ぎません。このギャップは、能力や意欲の欠如に起因するものではなく、むしろ女性がしばしば負うことになる付加的な責任に起因するものです。UN Womenの「女性の役割における進展に関する世界調査」(UN Women's World Survey on the role of women in development: UN Womenの「女性の役割における進展に関する世界調査:事務総長報告」によると、女性は男性よりも3倍以上の無報酬で労働をこなしています[iii]。

さらに、私たちの近年の研究、「女性の昇進を妨げる困難と社会通念」(Myths and barriers preventing the progression of women)で分析したように、女性はジェンダーに対する根強い社会通念に起因する数多くの障壁に直面しています。

このような理由から、公平性に取り組むことが非常に重要なのです。公平性の達成とは、単に福利厚生や機会、給与を平等にすることではなく、それぞれのニーズを深く理解し、偏見なくその貢献と意見を大切にすることを意味します。さらに言えば、その人が持つ潜在能力を最大限に発揮できるようにすることです。公平性には、「一律」というものはありません。そしてこれは、あらゆる「多様性」に対して言えることです。女性にとってより包括的で公平な場所を作ることは、すべての人にとってより包括的な世界を作ることになるのです。

私たちのコミットメント

私たちは、元から多様であり包括的な在り方を企業として選択します。能力・障害、年齢、文化、教育、性別・性自認・表現、言語、宗教、性的指向、社会経済的・民族的背景、ワークスタイルなど、さまざまな違いを持つ人の属性を受け入れ続けることを約束します。

エルベエリアス、 CEO Mazars Group 及びセシールコソフ Group Chief Brand, Marketing and Communications Officer and Global Diversity & Inclusion Leader

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[i] Gender equality: how global universities are performing, part 1 - UNESCO Digital Library (2022)

[ii] Credit Suisse Gender 3000 report (2021)

[iii] World survey on the role of women in development: Report of the Secretary-General (2019): Why addressing women’s income and time poverty matters for sustainable development | UN Women