収益認識の開示(表示・注記):(4) 日本基準によるIFRS任意適用企業の注記事例分析②

2020-03-25

「収益認識に関する期末注記のポイント~IFRS注記事例の分析を踏まえて~第2回」を寄稿しました(税務研究会「週刊経営財務」2022.4.4. No.3550掲載予定)。

 

本稿では、IFRS任意適用企業の有価証券報告書における関連部分を対象として、日本基準によるIFRS注記事例分析を、(1)日本基準への読み替え、(2)注記項目の内容分析、(3)注記項目相互の関係分析、(4)その他の開示項目との関係分析、そして(5)分析からの気づきの順序で実施しています。

 

第2回の事例は、IFRS第15号と日本基準の差が大きく現れるため、両基準の違いに留意してご一読ください。

基準の定めに画一的に従うのではなく、「開示目的」(基準80-4)に照らした企業独自の判断を行っていると推察される事例です。「開示目的」に照らして企業が判断する際の重要な考慮事項についての「気づき」が得られます。

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